ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:093 17年目のビーエム君の“ヤレ”具合い-追加

今回はビーエム君の外観の“ヤレ具合い”を追加してご紹介したいと思います。
サスペンションの“へたり”
S/N:090で外観のヤレをいくつかご紹介しましたが、大事な忘れ物がありましたので、あらためてご紹介したいと思います。

つぎの画像は右側からみた現在のビーエム君です。


右に10mmほど傾いていることもあって、いまでは右から見たときは「ローダウン車」かと思うほど沈み込んでいます。

購入してから年数と走行距離が伸びるにつれて、徐々にボディが地面に近づいていることは、タイヤクリアランス(タイヤとフェンダーとのすき間)が毎年少しずつ狭くなっていることで実感してきました。

途中で取り付けたホイールスペーサー(フロント10mm、リア15mm:S/N:058でご紹介済み)の影響もあるのでしょうが、やはり「サスペンションの経年劣化」によるシャコタン化は間違いないようです。

元に戻すにはサスペンションと関連パーツのリフレッシュが必要でしょうが、いまは費用的にムリとしか・・・
新車時の最低地上高は130mmですが・・・
ビーエム君はMスポーツなので、最低地上高がノーマルのE90型に比べ15mm低い130mmとわかっていました。

現物を一目見て地面との距離がけっこう近そうでしたので、かなり気を付けたつもりでしたが、ちょっと気を抜くと一人乗車のときでもいろんな場所で下回りのどこかをガリッ、ゴリッと“こすって”いました。

じつは今回調べて知ったのですが(カタログに書かれている)最低地上高というのは「前輪と後輪の中心軸のあいだにあって、その車の固定されている箇所で最も低い箇所と地面との距離」のようで、その車両のあらゆる箇所の一番低いところと地面との距離・・・ではなかったようです。
エア・カット・フラップとリフトサポート
ガリッ、ゴリッという音がするたびにドキドキしてきましたが、どうもボディのどこかというよりも、前輪手前のエア・カット・フラップか、後輪手前のエア・カット・フラップ、また前と後ろのジャッキアップポイントにあるリフトサポートではないかと感じていました。

ちなみにエアダム・スカートやエア・カット・フラップ、またマッド・ガードなどは樹脂製(ゴム製)であること、前輪と後輪の中心軸のあいだをかわしたオーバーハング部にあること・・・などから最低地上高の対象外のようでした。

これらは普通に130mmよりも低いところに付いているので、けっこう“こすり”やすいと言えます。

またこれらは前後のオーバーハング部に付いているので、エアダム・スカートやエア・カット・フラップはアプローチアングルを・・・、そしてマッド・ガードはデパーチャーアングルを考えて前進したり、後退したりしないと痛い目を見ることになるようです。

つぎの画像はビーエム君を前進駐車させたときの様子で、フロントバンパーの奥に前輪用のエア・カット・フラップがあります。(黄色の矢印のところ)


ビーエム君はオーバーハングが短いので、前輪用のエア・カット・フラップは坂道の上り下りでは“こすり”づらいと言えますが、いまでは右側のフラップの下端は地面から115mm(いっぽう左側は125mm)まで近づいているので、コンクリートブロック製の車止め(車輪止め)には間違いなく当たります。

ですから、コンビニエンスストアや商業施設の車止め(車輪止め)のある駐車場では「前進駐車」は厳禁!です。

いっぽう後輪手前のエア・カット・フラップや前と後ろのジャッキアップポイントにあるリフトサポートは、ホイールベースが長い分、坂道の上り下りでは地面や突起物にヒットしやすいとも言えます。

S/N:010でご紹介しましたが、じつはビーエム君の助手席下のリフトサポートも、2011年5月に中古購入したときにはグラグラしていました。

おそらく前のオーナーがどこかでぶつけたのでしょうが、どうにも落ち着かなくて、その年の11月に新品に付け替えました。
歩道の横断やスロープの上り下り
ビーエム君を“こすり”やすいのは歩道を横断するときや、坂道やスロープを上り下りするときです。

具体的にはガソリンスタンドや商業施設に入るために一般道路から歩道に乗り上げるとき、また歩道から一般道路に合流するときは、どちらもスピードが乗ったままだとまず間違いなくフロントバンパーの底やエア・カット・フラップ、リフトサポートを“こすり”ます。

とにかく手前できっちり減速して、後続車を牽制しながら極力ゆっくり、そして“斜め走行”することが鉄則でした。

また“緩和勾配”を設けていない古いタイプの自走式立体駐車場のスロープを上り始めるときや、登り切った頂点をまたぐとき、そして逆に下り始めるときやスロープが終わって平坦路に戻るときも同じように“慎重”に“ゆっくり”を心がけてきました。
ボディ(サイドスカート)と地面
ビーエム君のカタログ値の最低地上高130mmがどこを計測したものかは把握していませんが、つぎの画像は現在のビーエム君の右側のボディ(サイドスカート)下の様子です。


サイドスカートの下に天地が124mmのCDケースを置いてみたのですが、偶然かもしれませんが、この辺りがいま130mmほどの距離(すき間)になっています。

なお黄色の矢印が、先ほど紹介したエア・カット・フラップです。

いっぽう赤色の矢印がジャッキアップポイントにあるリフトサポートですが、前後とも地面側がキズだらけになっています・・・

※自宅カーポートの地面は道路に向かって少し下り勾配になっています。
空車で右に10mmの傾き
中古で購入したときからなのですが、私のビーエム君はごくわずかですが、右に傾いています。

なぜかそうなっているかは定かではないのですが、ボディが全体的に10mmほど右へ傾いていて、言い換えると右側のタイヤクリアランス(タイヤとフェンダーとのすき間)は、左側に比べてフロント、リアとも10mmほど狭くなっています。

ですからエア・カット・フラップも、サイドスカートも、右側は左側よりも10mmほど地面に近くなっています。

つぎの画像は後ろから見たときの様子です。


駐車中で誰も乗っていない状態でこんな感じですが、このあと私が乗って走り始めたら、さらに右に傾いていることでしょうね・・・

もしそうなら、右への傾きは後続車に気付かれているかも・・・

※ビーエム君のボディの右への傾きについては、これまでもS/N:028S/N:033S/N:058S/N:081でご紹介してきました。
2005年式中古ビーエム君の購入後のまとめ
最後に費用が発生した昨年2021年8月5日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:2,213,741円(税込)
・アクセサリー費用の累計:351,795円(税込)
・両費用の累計合計:2,565,536円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:10年と3ヶ月
・走行距離計表示値:136,410km
・中古購入後の走行距離:99,810km
2022年6月6日時点の経過年月、走行距離、費用合計
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:11年と1ヶ月
・中古購入後の走行距離104,352km
・費用の合計:2,565,536円(税込)
次回テーマはラジエターの新品交換です
今回も長文でしたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回テーマは経年劣化した?ラジエター(ラジエーター)の新品交換についてご紹介したいと思います。

楽しみにお待ちください。