ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:096 サマー・チェックとオイル、ワイパー・ブレードの交換

2022年8月22日の出来事
今年も正規ディーラーでサマー・チェック
今年もサマー・チェックをするつもりでしたが、今回は案内パンフが手元に届きませんでした。

そこでもしかしたらと思い正規ディーラーのフェイスブックを覗いてみたところ、サマーキャンペーンとして開催していることが確認できました。

つぎの画像はディーラーのフェイスブックのなかで掲載されていたパンフレットです。


点検についてはいつものようにクイック・チェックと、シーズン・イン・チェックとを選べるようになっていました。

また今年もオイル交換は「50%OFF」、アクセサリーは「20%OFF」とアピールしていました。
今回もクイック・チェック
点検については、今年も簡易なクイック・チェックを受けることにしました。
エンジンオイルとオイルフィルターを交換
いつもエンジンオイルとオイルフィルターの交換は7,500km前後をめどに交換してきたのですが、今回は結果として5,127kmでの交換となりました。

じつは前回の交換はちょうど1年前の2021年8月でした。(S/N:088でご紹介済み)
走行距離はまったく伸びていませんでしたが、1年以上使い続けることは避けたかったので、さっさと交換した次第です。

なおオイルフィルターもいつものように同時に交換しました。
ワイパー・ブレードも交換することに
ところで、私はこれまで独自の「部品・消耗品正交換サイクル表」S/N:038などでご紹介済み)に従って部品や消耗品を交換してきたのですが、表のなかでワイパーブレード(ラバー)は2万キロごとに交換することにしていました。

ビーエム君は2005年式で、中古購入時に36,600kmを走行していましたが、2年後の走行距離計表示値:60,600kmのときに、私としては最初の交換をしていました。(2013年5月の車検整備時、S/N:022でご紹介済み)

そのあと91,840kmのときにも交換をしていますが、それは2016年1月のウィンター・チェック(ウインター・チェック)時でした。

このときはS/N:044でご紹介しましたが、8,726円(税込)×0.7=6,109円(税込)と工賃1,080円(税込)合計7,189円(税込)でした。(このときはアクセサリーは3割引きでした)

それからすでに4万キロを超えて走っていたので、じつは昨年のサマーキャンペーンで交換したかったのですが、“金欠”で見送っていました。

つぎの画像はBMW純正のワイパー・ブレード(ラバー)です。


BMW2017年ごろから毎年交換を推奨しているようですが、日本で普通に乗っているだけならあまりに早過ぎるのではないかと・・・

エンジンオイルの交換を2万キロごととか言っているメーカーなので、余計にそう思ってしまいます。
費用は29,621円(税込)
つぎの画像は納品請求書です。

 

明細ですが、まずクイック・チェック(BMWシーズンチェック・ライトパッケージ)が5工数6,050円(税込)でした。

つぎにエンジンオイル(ロングライフ01・5W-30)4.3ℓが11,524円(税込)、オイルフィルターが3,432円(税込)、そしてエンジンオイルとオイルフィルターの交換工賃が3工数3,630円(税込)で合計が18,586円(税込)でした。

またワイパーブレードの交換はワイパーブレードが9,548円(税込)、工賃が1工数1,210円(税込)で合計は10,758円(税込)でした。

そしていつものガソリン添加剤100mℓは2本で4,400円(税込)でした。

合計すると39,794円(税込)となりましたが、今回もキャンペーンでオイル交換が「50%OFF」:18,586円(税込)→  9,293円(税込)、さらにアクセサリーが「20%OFF」:ガソリン添加剤4,400円(税込) → 3,520円(税込)でしたので、支払金額は29,621円(税込)になりました。
点検結果の報告
ブレーキパッド残量はフロント、リアとも10mm、ちなみに交換後の走行距離は5,891kmでした。(S/N:086でご紹介済み)

タイヤ溝残量はフロント、リアとも6.2mm、こちらは交換後の走行距離が6,189kmでした。(S/N:085でご紹介済み)

バッテリー状態は70%となっていましたが、じつはバッテリーは交換してちょうど1年でした。(S/N:088でご紹介済み)
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・2005年式中古ビーエム君の概要:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・今回の29,621円(税込)を含めたこれまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:2,404,962円(税込)
・前回までのアクセサリー代の累計:351,795円(税込)
・今回分も含めた両費用の累計:2,756,757円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:11年と3ヶ月
・今回引き取り時の走行距離計表示値:141,537km
・中古購入後の走行距離:104,937km
ドラレコの録画状況
2019年1月に前後2カメラのドライブレコーダーを取り付けたことはS/N:069でご紹介したとおりですが、今回のサマー・チェック直前にチェックしたところ、録音・録画データはきちんと保存されていました。

なお内蔵のマイクロSDカードは、取り付け時に16GBから64GBに容量アップ済みです。
ディスプレイ上の平均燃費
この頃の燃費ですが、ディスプレイ上の平均燃費の表示は7.2km/ℓ、そのときの平均速度19.1km/hという結果でした。

新型コロナの感染予防のための入店規制もあり、妻が買物中は炎天下の車内で待機することが多くて、その間冷房のためにアイドリングを続けたせいですかね・・・
ビーエム君に「ガソリン添加剤」
E90型の後期モデルからはガソリンを直接シリンダー内に噴射する、いわゆる“直噴式エンジン”が採用されましたが、“直噴式エンジン”は高出力、低燃費である反面、インジェクターやバルブ内のカーボンやスラッジ、さらにエンジン内の堆積物などの難点があるようで、「ガソリン添加剤(フューエルクリーナー)」の定期注入を推奨されています。

いっぽう私の中古ビーエム君は前期モデルですから、ガソリンは吸入ポートに噴射されて吸入バルブを経由してシリンダー内に入っていく“ポート噴射式エンジン”なので、“直噴式エンジン”特有のトラブルとは縁が薄いのですが、BMW純正の「ガソリン添加剤」は年に1回は使っています。

「格安の点検だけじゃ申し訳ない、ガソリン添加剤ぐらいは買ってあげないと!」というのもあって・・・
FZR400には「水抜き剤」
ところで似たような商品に「水抜き剤」というものがあります。

じつはビーエム君の前の私のオモチャだったオートバイ・ヤマハFZR400(型式1WG87年式)は4ストロークの水冷で、並列(直列)4気筒400ccのエンジンだったのですが、ガソリンを補充するたびに「水抜き剤」1~2%の割合で注入していました。

「水抜き剤」をガソリンタンクに入れると、≪≪主成分であるイソプロピルアルコール水分を親和してガソリン乳化させるので、水の混じったガソリンがエンジンに送られて燃焼することになり、結果としてタンク内の水分が外部に排出されることになる≫≫という“謳い文句”だったと思います。

マイFZR400についてはS/N:083~S/N:086でご紹介しています。
キャブレタートラブルの予防
つぎの左の画像は分解清掃中の4ストローク並列4気筒エンジンのキャブレター、そして右の画像はキャブレターのフロート室で、底に水やスラッジが溜まった様子です。

(FZR400も4連装のキャブレターですが、ダウンドラフト式です。ここでは一般的なサイドドラフト式キャブレターの画像をネットから拝借しました)

 
黄色の矢印で示したところがドレンプラグですが、このプラグを緩めればキャブレターのフロート室の底の凹みに溜まった水やスラッジ(錆など)が排出できるような構造になっています。

4つのキャブレターごとに定期的にドレンプラグを緩めて水やスラッジを排出したり、長期間乗らないときはフロート室のガソリンを完全に排出していれば、こうはならなかったと思われます。

じつは私のFZR400もまったくのオモチャ(趣味車)だったので、乗っているよりもバイクカバーが掛かっている時間のほうが長くて、その間にガソリンタンクで結露した水分が燃料ラインに少しづつ溜まっていったことが原因でエンジンが掛からなくなり、最終的にはキャブレターをオーバーホールする羽目になりました。

キャブレタートラブルの予防には“フロート室のドレンプラグの活用”が確実なのでしょうが、正直言って手間なので、私はそのキャブレターのオーバーホール以降は、手っ取り早く、当時の「水抜き剤」に頼っていました。

効果に自信があったわけではなかったのですが、それ以降はキャブレタートラブルに会うことはありませんでした。
エマルジョン燃料】と【マヨネーズ】
産業界では数十年前から完全燃焼(省エネ、煤の低減)や、低NOx燃焼などを目的にエマルジョン燃料というものが使われてきましたが、これがまさに強制的重油軽油、灯油)を混入させた燃料です。

エマルジョン燃料】の製造には「乳化剤」、いわゆる親油性、親水性という2つの性質を持つ「界面活性剤」が用いられ、油のなかに水を均一に分散させる効果があり、【エマルジョン燃料】は見た目が乳白色(白濁)になるようです。

いまのガソリン車用の「水抜き剤」に当てはめると、主成分であるイソプロピルアルコール「乳化剤」であり、「界面活性剤」ということですね。

私が使っていた当時の「水抜き剤」は最新のものよりトータル性能ではずっと劣っていたのでしょうが、FZR400との相性は良かったようです。

ところで油と水がうまく混じり合っていて、なお且つ分離しないものとして身近に【マヨネーズ】がありますが、このときの「油」がサラダオイル、「水」がお酢、そしてポイントとなる「乳化剤」は・・・卵黄となりますね。
投稿日2022年9月1日時点の経過年月、走行距離、費用合計
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:11年と4ヶ月
・中古購入後の走行距離:105,132km
・最後に費用が発生した年月日:2022年8月22日
・そのときまでの費用の累計:2,756,757円(税込)
次回テーマは・・・未定です
今回も長文になりましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回のテーマはいまのところ未定ですが、ビーエム君がらみで見つけたいと思っています。

楽しみにお待ちください。