ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:094 ラジエターの新品交換

2022年6月5日の出来事
11年前はLLC原液を補充
じつは2011年5月にビーエム君を中古購入したあと、しばらくは冷却タンクへの補充にはわざわざ精製水を使っていました。

でもその年の11月に、購入店を通じてBMW純正のロングライフクーラント(LLC)1本(1.5ℓ入り)を入手したあとは“原液”をそのまま補充していました。(S/N:013でご紹介済み)

そして2018年11月にLLC容器が空になりそうになったときに、定期点検で懇意にしていたBMW正規ディーラーの〇〇さんが好意で古いLLCを抜いて新品のLLCを少し継ぎ足してくれたので、そのあともそのまま“原液”補充を続けていました。(S/N:067でご紹介済み)
3年前から水道水の補充に
でも2019年にLLCを使い終わったときには、今度はLLCを追加購入することはありませんでした。

「LLC濃度を少しでも下げないよう配慮して原液を補充していたけど、そもそも寒冷地に住んでいるわけでもないし、スキー場に行くこともないし・・・」、「10ℓ弱入っている冷却水に数100ccの水道水補充なら、(50%前後の)LLC濃度への影響は誤差範囲だろうし・・・

さらに「10年超のビーエム君にいまさら精製水を補充するのも・・・、ましてや補充した水道水のなかのごくわずかな酸素や塩素成分や硬度成分が悪さをするはずもないし・・・」と考え、水道水に変えた次第です。
きっかけは水道水補充から
ところで、洗車時や出発前には、定期的にエンジンフード(ボンネット)を開けて、冷却水タンクのレベルを確認し、減っているときは水道水を補充していました。

今年2022年に入って最初の補充は2月中旬でしたが、水道水を100ccほど補充していました。

そのときもいつものように「どこかから、わずかづつ蒸発しているんだろうな・・・」という感じで、それほど気にすることはありませんでした。
ラジエターの側面に漏れた跡が
2月に水道水を100ccほど補充してから2ヶ月経った4月末のこと、また冷却水タンクのレベルが下がっていたので、水道水を補充しました。

「もう減ったのか・・・ちょっと早いな」と思いながら、まず100cc補充し、結局さらに100cc、合計で200ccを補充することになりました。

いつもより多かったので「あれれ・・・」と思いながら冷却系統を追っかけていたら、ラジエター(ラジエーター)が汚れているのに気付きました。

つぎの画像はそのとき上から覗き込みながら、ラジエターの還り口(入口)周辺から下(地面)に向かって汚れた箇所を撮影したものです。


アッパーホースとつながっているラジエターの還り口(入口)周辺から漏れた(噴出した)冷却水がラジエターの側面に降り注いだようで、それが乾いて、垂れた跡が白くなっているのがわかります。

またラジエターの側面を伝わって落ちた冷却水が、アンダーカバーの窪みに溜まっていました。

上の画像のなかで黄色の丸枠で囲んだところに液体が溜まっているのがわかると思いますが、たしかに色(青色)も性状も、LLCを希釈した冷却水でした。
Maxまで水道水を補充
最初は水道水を200ccほど補充して、冷却水タンクのレベルをMinマークとMaxマークの間にくるようにしたのですが、ラジエターから漏れた跡を見つけたことで、Maxマークのギリギリまでさらに150ccほど追加しました。

次の画像は、Maxまで水道水を補充したあとの冷却水タンクの注入口に付いているフロート式のレベル計の様子です。(黄色の丸枠で囲んでいます)


とりあえず冷却水タンクのレベルをMaxマークに合わせておけば、走行中に警告が出るリスクを最小限にできるかなと・・・
いつものメカニックに連絡を
プロによる漏れ箇所の特定と修理の見積もりのため、その日のうちに車検整備や修理でお世話になってきた馴染みのメカニックに連絡して、ビーエム君の持ち込み日を決めました
漏れは樹脂製の還り口(入口)の裏側からか?
持ち込み日まで何日かあったので、自分でもあらためてチェックをしてみることにしました。

ラジエターの汚れをいったん拭き取ってから、走行したあと冷却系統に圧力のかかった状態で、白く汚れていた周辺を、あちこち探ってみました。

つぎの画像は熱水がラジエターに還ってくる樹脂製の還り口(入口)の裏側(地面側)を、手鏡を使って観察した様子です。


手鏡のなかに黒い筋が見えると思いますが、これが冷却水が垂れているところです。
黄色の矢印で示していますが、還り口(入口)の裏側(地面側)に小さな穴(ピンホール)か、細い亀裂(ヘアークラック)があるようで、そこからごくわずかづつ漏れているようでした。
ロアホースの接続部はOKでした
つぎの画像はアンダーガードの様子と、ロアホースの接続部の様子です。


黄色の丸枠で示していますが、アンダーガードには漏れた冷却水が溜まっているのが見られます。

いっぽう赤い丸枠で示しているのは、LLCのなかのエチレングリコール(主成分)が漏れて蒸発したあとに結晶化した跡のあるロアホースの接続部です。

こちらはこれまで気に掛けてきた箇所でしたが、幸い結晶が剥がれたり、冷却水が漏れたりしている様子は見られませんでした。

S/N:082でご紹介しましたが、ロアホース接続部は2020年8月に結晶の存在に気付いてからはずっと監視してきていたところでした。

ロアホースはたいした金額ではなかったので、今回の修理に合わせて予防的に交換してもらうことにしました。
他の周辺パーツは見送り
冷却系統では冷却水タンクも樹脂製なので、ラジエターの還り口と同じように経年劣化しているはずですが、こちらは先行交換を見送りました。

いっぽうゴム製のアッパーホースですが、2017年5月の冷却トラブル時にサーモスタットと合わせて交換済みでしたので、スルーしました。(S/N:053でご紹介済み)
漏れは樹脂製の還り口(入口)の裏側と特定
カニックに連絡したあとは、乗る前には毎回冷却水タンクのレベルをチェックしていましたが、持ち込み日までに水道水を補充したのは100ccづつ2回ほどでした。

持ち込みした際にメカニックにはラジエターからの微量な漏れを伝え、詳しくチェックしてもらうために半日ほど預けました。

その後ビーエム君を返してもらった際に、メカニックから「冷却系統の漏れ箇所は私が見つけたラジエター還り口(入口)の裏側(地面側)だけだった」と聞き、あらためて修理の見積もりをお願いしました。
ラジエターの見積もりを依頼
17年目に入ったビーエム君に付けるラジエターということで、E9×用の純正ラジエターは早々に除外しました。

そして「純正のOEM品(BMWマーク無し)」「優良社外品」「社外品」のそれぞれでお願いしました。

ちなみにあきらめたBMW純正ラジエターですが、オートマチック車とマニュアル車で品番が違うようで、ビーエム君に合うマニュアル車用”は78,650円(税込)とのことでした。

つぎの画像はE9×型のラジエターを上から見た時の一般的な画像です。(WEBから拝借)


なお私のビーエム君のラジエターで、冷却水が漏れていると思われる還り口(入口)の裏側(地面側)というのが、上の画像の左上にある黄色の矢印で示したところになります。
ラジエターは「優良社外品」に
見積書は4通届いたのですが、つぎの画像は最終的に採用した「優良社外品A」です。


もらった見積もりを分解すると、「優良社外品A」の場合のラジエター交換費用は93,632円(税込)でした。

ちなみに高額な順に「BMW純正ラジエター」が126,082円(税込)、「純正のOEM品(BMWマーク無し)」が107,932円(税込)、「優良社外品B」がAと同額の93,632円(税込)、そして「社外品」が80,432円(税込)という結果でした。
費用は93,600円(税込)
入庫して1週間ほど経って、修理と漏れチェックが終わったとの連絡を受けました。

つぎの画像は、引き取った際に渡された納品書の抜粋です。


まずラジエターAssy社外品Aが46,200円(税込)ロアホースが9,482円(税込)LLC(1.5ℓ/本)×3本=4.5ℓで3,850円×3=11,550円(税込)ラジエター取り替え・ファン組み換え、エア抜き工賃1式で26,400円(税込)、総計で93,632円(税込)となり、請求額は93,600円でした。

なお社外品ラジエターのなかには保証は初期不良のみというものもあるようですが、今回の社外品Aは12ヶ月保証とのことでした。
ラジエターはサイドフロー式
古いラジエターを残してもらっていたのですが、つぎの画像は漏れていたと思われる箇所を、ビーエム君の引き取り時に撮影したものです。


還り口(入口)は朽ちていて“もぎ取る”しかなかったようで、残念ながら漏れ箇所の確認はできませんでした。

ビーエム君のラジエターは一般的なコルゲートフィン構造で、左右に樹脂製のタンクを持つ“サイドフロー式(サイドクロスフロー式、クロスフロー式)”でした。

還ってきた熱水を横に流しながら熱交換して温水にするタイプのラジエターとして、輸入車に多いようです。

ちなみにラジエターには還ってきた熱水を上から下に流しながら熱交換して温水にする“ダウンフロー式”というタイプもあって、こちらは国産車に多いようですね。
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・2005年式中古ビーエム君の概要:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・今回の93,600円(税込)を含めたこれまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:2,307,341円(税込)   
・前回までのアクセサリー代の累計:351,795円(税込)
・今回分も含めた両費用の累計:2,659,136円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:11年と1ヶ月
・今回引き取り時の走行距離計表示値:140,920km
・中古購入後の走行距離:104,320km
左リアドアロックアクチュエーターは後回し
先ほどご紹介した見積書のなかに左リアドアロックアクチュエーター交換費用として45,100円(税込)が載っていますが、こちらも見積もりをお願いしていたものです。

じつは4月中旬から左リアドアのロックが掛かり放しで、リモコンでも、内側から(手動)でも、ドアが開かなくなっていましたので、こちらはBMW純正のロックアクチュエーターの交換費用を聞いてみたものです。

幸いロックが掛かり放しになるという事象で、オーナーにとっては“安全側”でしたので、左側からの乗り降りや積み込みができないという不便は許容範囲として、しばらく我慢することにしました。

リモコンでのロックのとき、またロック解除のとき、そして走り始めて時速20kmを超えるとき、瞬間的ですがロックアクチュエーター内部のギアのガガガガ・・・という空回り音が聞こえてきます。

けっこう気になるので、遅かれ早かれ、いずれ交換することになるのでしょうが・・・
満タン法での燃費とディスプレイ上の平均燃費
5月初旬の燃費メモでは満タン法による燃費428.8km/10ℓ+49ℓ=8.8km/ℓに対して、ディスプレイ上の平均燃費の表示もまったく同じで8.8km/ℓ、そのときの平均時速22.8km/hという結果でした。

また今回の引き取り日当日にガソリンを補給したときは、満タン法による燃費226.0km/28.7ℓ=7.9km/ℓに対して、ディスプレイ上の平均燃費の表示は7.7km/ℓ、そのときの平均時速19.4km/hという結果でした。

後者の燃費が低成績になった背景には、ラジエター交換前後の冷却系統の漏れチェックで、アイドリングの時間が長くなったことが影響していると思われます。
ドラレコの録画状況
前後2カメラのドライブレコーダーを2019年1月に取り付けたことは、S/N:069でご紹介したとおりです。

S/N:091には録画・録音データをPCで再生したときの状況をご紹介しています。

録画・録音状況について2月下旬にチェックしてから4ヶ月経っていたので、今回引き取って帰宅してからチェックして、問題ないことを確認しました。
次回テーマは・・・未定です
今回はかなりの長文になってしましましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回テーマはいまのところ未定ですが、ビーエム君がらみで見つけたいと思っています。

楽しみにお待ちください。