ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:053 ラジエターアッパーホース、サーモスタット他の交換

さかのぼって2017年5月16日の出来事
小雨のなか市街地を走行中に・・・
小雨のなか市街地を走行中に、いつものポーンという警告音とともに運転席ディスプレイに警告灯が点灯しました。

記憶では、つぎの画像の下の黄色の矢印で示した「エンジン温度が高すぎる」というアイコンだったと記憶しています。

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エンジン警告灯でしたので、すぐに近くのファストフード店の駐車場に飛び込みました。
ボンネットを開けてみたのですが・・・
アイドリングで警告灯のアイコンを確認しながら、小雨のなかでしたが、とりあえずボンネット(エンジンフード)を開けてみました。

雨で地面が濡れていたのではっきりはしませんでしたが、横から見ても冷却水が地面にボタボタ落ちている様子は見られませんでした。

幸いいつも面倒を見てもらっている中古車店まで10分ほどの場所でしたので、ゆっくり走行して持ち込もうと思い、あらためて走り始めました。
コンビニ駐車場に緊急避難することに・・・
信号待ちしていたら、小雨の当たるボンネットのすき間からふわりふわりと漏れる蒸気が見えたので、あわてて一番先に見つけたファミリーマートの駐車場に滑り込ませました。

今回はすぐにエンジンを止め、冷却を促進させようとボンネットも少し浮かせて様子見をしました。

そして中古車店のスタッフに連絡して状況を説明し、対応を相談しました。
初めてのレッカー手配
スタッフから「任意保険に付帯しているレッカーサービスが一番早いし、移動距離も数キロなので無料ですよ」とのアドバイスをもらいました。

そこで保険会社に連絡して避難場所や車種、地上高さなどを伝え、レッカーの手配を依頼しました。

レッカー手配は初めてのことでしたが、何とか伝わったようでした。

そして手配も無事に終えたので、ファミリーマートの店長さんにしばらくの雨宿りをお願いして、お礼も兼ねて買い物もしました。

つぎの画像はこのほどそのお店の外観を、快晴の日に撮ったものです。

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当時は小雨の降る夕方の薄暗いなか、この場所で淋しそうにレッカー車を待っていたものです。

ファミリーマート〇〇店様、その節は大変お世話になり、本当にありがとうございました。
レッカー車が到着して
つぎの画像はレッカー車のドライバーから渡された、当時の同意書・確認書の控です。

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実際に到着したのは積載車でした。

路側帯に停めた積載車には、私が中古ビーエム君を運転して積み込んだのですが、フロントバンパーが接触しないようにゆっくりと上っていったのを覚えています。
ラジエターアッパーホース、サーモスタット他の交換を・・・
翌日、中古車店のスタッフから「アッパーホースのラジエター(ラジエーター)側が割れていた?ので交換します、あとサーモスタットも念のため交換しましょう」との連絡が入ったので、両方ともBMW純正品の手配をお願いしました。

費用はラジエターアッパーホースの交換1式で19,224円(税込)、サーモスタット交換1式で26,028円(税込)、ロングライフクーラント(LLC)×3本(4.5ℓ)で11,080円(税込)、そして端数を値引きしてもらい合計56,000円でした。

つぎの画像は請求書の該当箇所です。

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ラジエターアッパーホースはエアインテークダクトを兼ねたカバーで隠れており、真上からは見えないところにあります。

横から見たらしっかり見えるのですが、当時は焦っていたのか、まったく気付きませんでした。
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・今回の56,000円(税込)を含めたこれまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,020,135円(税込)
・前回までのアクセサリー代の累計:183,232円(税込)
・今回分も含めた両費用の累計:1,203,367円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:まる6年
・2005年式中古ビーエム君の走行距離計表示値:103,800km
・中古購入後の走行距離:67,200km
今回が生まれて初めてのレッカー移動でしたので、同じ初ということでホンダF1の初優勝をご紹介したいと思います。
ホンダのF1初優勝は1965(昭和40)年のメキシコGPでした!
今年2021年のF1世界選手権の開幕戦バーレーンGPはホンダがパワーユニットを供給してきたレッドブル・レーシングマックス・フェルスタッペンがポール・ポジションからスタートしました。

しかし残念ながら、終盤に昨年王者のルイス・ハミルトンメルセデス)にポジションを譲ることになり、そのまま僅差の2位フィニッシュとなりました。

ところでホンダF1のデビューですが、いまから57年前の1964(昭和39)年のドイツGPでした。

そして初優勝は11戦目にあたる、翌年1965(昭和40)年の最終戦のメキシコGPで、ドライバーはリッチー・ギンサー(No.11)でした。

最近のホンダはコンストラクターへのパワーユニット供給に徹していますが、当時は今と違って自前のシャーシに自前のエンジンを搭載した、オールホンダのフルワークスマシンで参戦していました。

ちなみにこのときはシャーシがRA272、そしてエンジンは水冷60度V型12気筒DOHC48バルブ1,495cc、自然吸気・ホンダ式燃料噴射で230hp/12,000rpmのRA272Eを、なんと“横置き!”に搭載していました。

つぎの画像はホンダコレクションホールに動態保存されているRA272のコクピットです。(右サイドのシフトレバーが懐かしい!)


画像のNo.12は僚友のロニー・バックナムがドライブして当レースで5位に入賞したマシンで、1965年は2台体制で参戦していました。
ホンダ優勝の全面広告
つぎの画像は当時中学生だった私が、実家で目にした地方紙の全面広告の写しです。

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この紙面だけはずっと部屋に保管していたので、いまも実家のどこかにあるはずです・・・すっかり黄色く変色しているとは思いますが!

F1の1がアラビア数字の1ではなく、ローマ数字のⅠが懐かしい・・・

アイボリーホワイトに日の丸をあしらった印象的なマシンでしたが、市販車用低公害型エンジンの開発を理由に、3年後の1968(昭和43)年のシーズン終了と同時にF1活動休止となりました。

これがのちに「HONDA-F1第1期」と呼ばれることになりましたが、まさに「日曜日に勝って、月曜日に売る」時代のホンダでした。

なお当時の白いボディと日の丸の組み合わせが、現在のタイプR専用色のチャンピオンシップホワイトとHの赤バッジに蘇っています。

ちょうどS/N:028に長男のシビック・タイプR(FD2)の画像を載せていますので、ご確認ください。
オールホンダのフルワークスマシンでは通算3勝
1勝目は今回のメキシコGP2勝目が2年後の1967(昭和42)年のイタリアGPで、その時のシャーシはRA300エンジンはRA-273E、そしてドライバーはジョン・サーティースでした。

そしてセナ・プロストの時代を経て2006年のハンガリーGPで3勝目を挙げたのですが、この時のシャーシはRA106エンジンはRA-806E、そしてドライバーはジェンソン・バトンでした。
2005年式中古ビーエム君の購入後9年間のまとめ
2021年4月17日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,940,762円(税込)
・アクセサリー費用の累計:350,376円(税込)
・両費用の累計合計:2,291,138円(税込)
・2011年5月の中古購入後の経過年月:9年と11ヶ月
・走行距離計表示値:135,348km
・中古購入後の走行距離:98,748km
次回テーマは新車から数えて5回目の継続車検です
今回も長文になってしましましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回は新車から数えて5回目の継続車検ついてご紹介します。

楽しみにお待ちください。