ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:081 リアウィンドウのゴムモールの補修

さかのぼって2020年8月2日の出来事
リアウィンドウゴムモールの隅っこが欠損・・・
この年の3月、洗車中にリアウィンドウゴムモールの上側(ルーフ側)の左右の隅っこが欠損していることに気づきました。

ご存知のようにウィンドウゴムモールは走行中は風雨にさらされており、寒暖差、空気中の汚れ、紫外線による経年劣化は避けられず、またゴム製だけに硬化し、最悪の場合はポロポロと欠けてきます。

じつはずいぶん前からリアウィンドウゴムモールの下側(トランクリッド側)の左右の隅っこの欠損には気づいていましたが、それほどではなかったので見て見ぬふりをしてきました。

でも上側(ルーフ側)のリアウィンドウゴムモールの左右の欠損は範囲も広く、目の高さに近いので、誰でもすぐに気づきそうでした。

しかし15歳を迎えたビーエム君(2005年式)に「リアウィンドウゴムモール全周の新品交換」という選択肢は考えられず、たちまちはいつもの“DIY”でしのぐしかないかな・・・と思っていました。
シール剤で補修を
ネットで検索したところ、ちょうどゴムモールをシール剤で補修した例が紹介されていたので、私もチャレンジすることにしました。

つぎの画像は3月にホルツ社のブラックシーラーMH208を注文した際の画面です。

金額は687円(税込)でした。(アマゾンプライム会員なので送料は無料でした)
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じつはフロントウィンドウでも同じような経験をしており、ゴム製のアッパーモールが硬化して亀裂が入り一部が欠けたので、6年前の2014年の12月に新品交換を済ませていました。(S/N:036でご紹介済み)

ガラスゴムモールの「賞味期限」はフロントのアッパーモールは新車から9年、リアのアッパーモールは同じく15年・・・ということですかね。
5ヶ月後、DIY補修にチャレンジ
シール剤を目の前にしてそろそろ手を付けねば・・・と思っているところに、5月末に起こったバックアップライトのトラブルをきっかけにFRM(フットウェルモジュール)を交換したり(S/N:079でご紹介済み)、リアトランクリッドテールライトAssyを交換したりと(S/N:080でご紹介済み)けっこう忙しかったので、ゴムモールの補修が延び延びになっていました。

8月に入り「さっさとやっつけよう・・・」と思い立って、まずリアウィンドウの上側(ルーフ側)の左右の隅っこの朽ちたゴムモールや溝の汚れを取り除き、きれいにしました。

そのあとモールや溝以外を塗装用マスキングテープで養生したあと、欠損している箇所にブラックシーラーを充填しました。

充填したままでは水捌けができないので、彫刻刀で溝を掘って水捌けに支障が出ないように加工しました。
ビフォーアフター
つぎの左の画像はリアウィンドウ左上のガラスゴムモールが欠損している箇所で、右の画像はそこにブラックシーラーを充填し、水捌け用の溝を加工した後の様子です。
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つぎの左の画像はリアウィンドウ右上のガラスゴムモールが欠損している箇所で、右の画像はそこにブラックシーラーを充填し、水捌け用の溝を加工した後の様子です。
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とても成功とは言えなかったのですが、「赤の他人はじっくり見ない!」と自分自身に言い聞かせて、仕上がりは気にしないことにしました。

ところでリアウィンドウの下側(トランクリッド側)の左右の隅っこのゴムモールの欠損のほうですが、DIYで補修した上側の出来栄えを見て、早々に取りやめに・・・
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・これまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,742,974円(税込)
・今回の687円(税込)を含めたこれまでの前回までのアクセサリー代の累計:318,476円(税込)
・今回分も含めた両費用の累計:2,061,450円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:9年と3ヶ月
・2005年式中古ビーエム君の走行距離計表示値:131,000km
・中古購入後の走行距離:94,400km
満タン法での燃費メモ
この頃の燃費メモが残っていたのですが、7月に415km/54.14ℓ=7.7km/ℓでした。

この頃には私も学習していたので、満タンにするたびにトリップメーターをリセットすると同時に、メーターパネルの平均燃費もリセットしていました。

54.14ℓを給油した時のメーターパネルの平均燃費の表示は7.5km/ℓで、満タン法で算出した数値とほぼほぼ一致していました。
フェンダーとのすき間(タイヤクリアランス)が・・・
ビーエム君は初度登録後15年を経過し、サスペンションがへたってきたせいか、なんとなく後輪のタイヤクリアランス(フェンダーとのすき間)が狭くなってきたような気がして、ためしに測定してみました。

つぎの画像は空車状態での前後のタイヤクリアランスを7月に測定したメモです。(とても人さまに見せられるような代物ではないのですが・・・)
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後輪だけですが右側(運転席側)のタイヤクリアランスは10mm左側(助手席側)は20mmでした・・・
タイヤクリアランスが左右で違うということは・・・
タイヤクリアランスが左右で違うということは、タイヤの外径は同じのはずなので車体のほうが傾いているということになります。

右に10mmほど傾いているわけですが、これは急に起こったことではありませんでした。
右に10mm傾いている件
じつは右への傾きに最初に気づいたのは2011年にビーエム君を購入して2年後の2013年12月でした。

そこではっきりさせたいと思い、メジャーを使って正確に測定して、傾き具合を確かめました。(S/N:028でご紹介済み)

その後あらためてタイヤを新品交換した直後の2014年8月にも測定し、傾きが右に10mmに固定されていることを確認しました。(S/N:033でご紹介済み)

さらに2017年9月には前後にホイールスペーサーを挟み込んだので、念のためフェンダーの外端とフェンダー内のタイヤの外面、そして接地側のタイヤ外面との位置関係、いわゆるフェンダーリアランスを測定したのですが、その時にも右への傾きも測定し、“右に10mmのまま”を確認した次第です。(S/N:058でご紹介済み)
いずれ右後輪のタイヤクリアランスが0に
初度登録後15年も経ったサスペンションですから、10年前の購入時に比べてもタイヤクリアランスが狭くなったと目で見てわかります。

このさきも“右に10mm”の傾き、角度的には10mm/車幅1815mm=0度19分を維持した沈下は避けられそうにありません。

いずれは右後輪のタイヤクリアランスが0になり、そして最終的には左後輪も・・・

救いはフロントとリアの沈下具合が同期していることですかね
2005年式中古ビーエム君の購入後10年間のまとめ
最後に費用が発生した2021年8月5日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:2,213,741円(税込)
・アクセサリー費用の累計:351,795円(税込)
・両費用の累計合計:2,565,536円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:10年と3ヶ月
・走行距離計表示値:136,410km
・中古購入後の走行距離:99,810km
2022年1月15日時点の経過年月、走行距離、費用合計
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:10年と8ヶ月
・中古購入後の走行距離:102,746km
・費用の合計:2,565,536円(税込)
次回テーマは正規代理店でのサマー・チェックとオイル交換です
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回はBMW正規代理店でのサマー・チェック、エンジンオイルとオイルフィルターの交換についてご紹介します。

楽しみにお待ちください。