ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:005 10代から今回の購入に至るまでのBMWとの関わり

さかのぼって1976年3月21日の出来事
BMWとの最初の関わり
今回はBMWとの関わりを簡単にご紹介します。
私が最初にBMWというメーカー名を目にしたのは高校1年生のときでした。
当時2ストの250ccを通学に使っており、BMWオートバイ雑誌のレース記事の中でよく目にしていました。
私はバルコム“商会”しか記憶になかったのですが、今回ネットで調べたらバルコム“貿易”からのエントリーだったようです。
そのあと車で大学に通うようになり学生時代の興味はもっぱら国産車で、ツーリングカーレースを見るために富士スピードウェイFSW(当時はFISCO)まで遠征していました。
富士グランチャンピオンレースとBMWエンジン
社会人になってからBMWの文字が目に入ってきたのは、FISCOで開催されていた富士グランチャンピオンレースでした。
各チーム合わせて20台以上エントリーしていましたが、積んでいるエンジンのほとんどがBMWでした。
シャーシはマーチ、ローラ、シェブロンと混在するなか、レシプロエンジンは数台のコスワース以外ではBMWがほとんどで、国産のエンジンではマツダロータリーエンジンがあるだけでした。
名機と言われる?レシプロエンジンを積んだ2000ccの国産乗用車があるのに、なぜ国内のレースでそのエンジンを使わないの・・・、もしかしたら国内での“名機”であって、世界で通用するレシプロエンジンではない?・・・とくにレーシングエンジンでは・・・、世間の評価はいわゆる井の中の蛙?・・・と、素人ながら非常に残念に感じたことが思い出されます。
つぎの画像は当時圧倒的な強さを見せていたBMWのエンジンで、型式はM12/6です。

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当時の決勝前売券とエントリーリスト
つぎは私が保管していた当時の1976(昭和51)年の富士グランチャンピオンレース第一戦の決勝前売券です。

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公式プログラムも保管してあり、つぎの画像はエントリーリストです。
まず見開きの左ページにはカーNoやドライバー、車名が掲載されていました。

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つぎの画像は見開きの右ページで、エンジン銘柄やチーム名が掲載されていました。

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見開きの右ページを見てもらえばわかるように、搭載されているエンジンのほとんどがBMWでした。
市販のレース用エンジン
今回勉強してわかったのですが、前の大戦中の航空機用のエンジンを比較した研究では欧米のエンジンに比べてわが日本製は材質や加工精度、機能部品やパッキン、ガスケットに至るまで品質のばらつきが大きくて、飛ぶたびにオイル漏れは当たり前だったと書かれていました。
戦後30年経ったこの時期の市販の大排気量レース用レシプロエンジンの世界では、日本はまだ欧米に追いついていなかったと想像されます。
当時国内で名機と言われたエンジンはあくまでも量販車に積む使い勝手のいいエンジンでしかなく、それにいくら手を加えてもトップレベルのレース用エンジンの敵ではなかったということだったのでしょう。
真空管にいくら手をかけてもトランジスタにはかなわないのと同じように・・・
直列4気筒DOHC2000ccのBMWエンジンをゲット
そして35年の時を経て、2011年に私自身が因縁の直列 4気筒 DOHC 2000ccのBMWエンジンを手に入れたわけです。
次回テーマはこの9年間の大きな故障と修理内容です
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回は最初の消耗品となったタッチアップペイント購入と、この10年間の主な故障と修理内容についてご紹介したいと思います。
楽しみにお待ちください。

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