ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:057 摩耗したタイヤを4本とも新品に交換

さかのぼって2017年9月23日の出来事
リアタイヤスリップサインに気づいて
じつは7月のこと、リアタイヤスリップサインが近づいてきていることに気づきました。

調べたら3年前の2014年8月(走行距離計表示値が75,895kmのとき)に、フロントとリアを同時に交換していました。(S/N:033でご紹介済み)

フロントタイヤのスリップサインまでにはまだ少し余裕がありましたが、すでに走行距離が3万キロに近づいていたので、今回もリアと一緒にフロントも合わせて4本とも同時に交換することにしました。
同じピレリ社のランフラットタイヤを選択
前回の交換時に“通常ラジアルへの変更はしない”と決めていたので、早々に(コストパフォーマンスが一番高いと思っている)それまでと同じ、ピレリ・ランフラット★(RSC)P-ZEROに決めました。

サイズは前回に倣って、新車装着と同じフロントタイヤは225/45R17-91W、リアタイヤは255/40R17-94Wとしました。

今回もいつもお世話になっている中古車店を窓口に、交換の手配をお願いしました。
費用は150,000円(税込)でした
金額はフロントタイヤが30,240(税込)×2本=60,480円(税込)、リアタイヤが32,400円(税込)×2本=64,800円(税込)、交換工賃21,600円(税込)、廃タイヤ378円(税込)×4本=1,512円(税込)、窒素ガス封入1,080円(税込)×4本=4,320円(税込)の合計額から2,712円(税込)を値引きしてもらったので、合計150,000円(税込)でした。

なお今回も4本分のチューブレスゴムバルブ交換、ホイールバランス取りは含まれています。

つぎの画像は、納品請求書の該当箇所の抜粋です。

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じつはS/N:033でご紹介したとおり、3年前の交換の際も150,000円(税込)でした。
今回の費用については、私から“プッシュ”したこともありますが、同じ金額に合わせてくれました。

中古ビーエム君を購入以来ずっとお世話になっていますが、いつもありがとうございます。

なお今回の交換は前回の交換から3年と1ヶ月後にあたり、31,415kmを走行していました。
交換後のタイヤ画像
つぎの左の画像は交換直後の右のリアタイヤで、右の画像は同じく右のフロントタイヤです。

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右の画像にある★がBMW承認マークです。

(RSC)はランフラット・システム・コンポーネントの略で、リムフランジからタイヤのビードを外さないための専用ホイールと、ランフラットタイヤとの組み合わせがランフラット走行を可能にするという意味です。

つぎの画像はタイヤのサイドウォールに記載された製造年週を交換直後に書き留めたものです。

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フロントタイヤには2本とも【2417】と記載されていたので製造年週は2017年の24週目(6月)、リアタイヤは2本とも【0317】でしたので2017年の3週目(1月)でした。
エンジン不調で再点検するも
今回のタイヤ交換で入庫する2日前のことでした。

スーパーの駐車場でエンジンを掛けたとたんにいきなり振動が始まって、爆発もおかしくなりました。

エンジン警告灯も点灯しており、2ヶ月前の状況(S/N:055でご紹介済み)と同じでした。

ボボボボ、ボボボボ・・・と回転の上りも鈍く、低回転のパワーも無かったのですが、自宅まで数分の距離でしたので半クラッチで発進し、アクセルを煽りながら、強引に走り始めました。

そして一般道路に出たのですが、なぜかすぐに収まり、エンジン警告灯も消え?、無事に自宅までたどり着きました。

2ヶ月前にイグニッションコイルを全気筒分4本とも新品交換して解消していたはずなのに・・・と思いながら、タイヤ交換に合わせて、いつもの中古車店のメカニックに再点検を依頼しました。

その結果、4番シリンダーにエラーの痕跡があったようですが、原因箇所が特定できなかったので“様子見”となりました・・・
後日談
翌年に再発してBMW正規代理店に持ち込んだら「1番、3番と4番、計3本のダイレクトイグニッションコイルの接続コネクター一次側のカプラーがしっかり挿し込まれていませんでした」とスタッフから聞かされました。

カプラーの挿入が少々甘くても接続コネクターのレバー式の固定ロックは下まで降りるようで、中古車店のメカニックも気づかなかったようです。

詳細はあらためてご紹介します。
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・今回の150,000円(税込)を含めた修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,370,135円(税込)
・前回までのアクセサリー代の累計:183,232円(税込)
・今回分も含めた両費用の累計:1,553,367円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:6年と4ヶ月
・2005年式中古ビーエム君の走行距離計表示値:107,310km
・中古購入後の走行距離:70,710km
ビーエムMスポーツのタイヤローテーションは
タイヤ交換に関することですが、ずいぶん前ならタイヤの回転方向が決まっていなかったので、定期的にフロントとリアの4輪を∞状にグルグルとローテーションをすることで、4輪とも均等に摩耗させていくことが出来ました。

現在多く使われている非対称パターンの回転方向が決まっているタイヤの場合でも、4輪ともサイズ(幅)が同じならフロントとリアを定期的に入れ替えることで、それぞれの減り具合を一定に保てます。

しかし私の中古ビーエム君はMスポーツなので前後のサイズ(幅)が違っており、フロントタイヤとリアタイヤのローテーションすらできません。

ビーエム君は後輪駆動なのでリアタイヤのほうが減りが早く、今回もリアタイヤスリップサインが出ていても、フロントタイヤはまだ少し余裕がありました。
オートバイの前後タイヤの設定も
S/N:003でご紹介しましたが、1990年から2009年までオートバイ:ヤマハFZR400を所有していました。

レーサーレプリカですから、フロントタイヤとリアタイヤの違いはMスポーツよりもさらに極端でした。

フロントとリアのホイールは幅だけでなく径も違うし、当然フロントタイヤとリアタイヤの幅も径も、さらにフロントとリアではタイヤの役割が違うので、フロントとリアでタイヤの断面形状もパターンも少し違っていました。

ちなみにFZR400の新車出荷時のサイズはフロントタイヤが110/70R17-53H、リアタイヤが140/60R18-64Hでした。
オートバイのタイヤ更新
私は真夏と真冬を除く休日、さらに晴天で明るい時間帯しか走らなかったので、タイヤもドライに特化したハイグリップラジアルをいつも選んでいました。

FZR君のタイヤ交換の一例ですが、当時の記録を見たら2007年4月/25,225kmの車検時に更新しており、その前は2003年5月/20,749kmの同じく車検時でした。

金欠で更新を先延ばししたときで、走行距離が4,000kmを超え、距離もさることながら4年も経っているので、グリップは完全に“賞味期限切れ”でした。

つぎの画像は交換直前の画像で、左がフロントタイヤで、右がリアタイヤです。

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いつもトレッド部の両サイドのスリップサイン(黄色の矢印で示した箇所)が出るのはフロントタイヤのほうが早く、リアタイヤのほうが少し余裕があった気がします。

リアタイヤがもったいないな・・・と思いながらも、フロントとリアのバランスが崩れるのがイヤで、いつもフロントタイヤとリアタイヤを同時に交換していました。

オートバイのタイヤは通勤や高速道路に偏るとタイヤの接地部の頂点(中心線付近)だけが摩耗して平らになっていくのですが、私は峠しか走らなかったので、フロントタイヤもリアタイヤもいずれも新品とほぼ同じプロフィール(断面形状)を保ったまま摩耗していました。
2005年式中古ビーエム君の購入後9年間のまとめ
2021年4月17日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,940,762円(税込)
・アクセサリー費用の累計:350,376円(税込)
・両費用の累計合計:2,291,138円(税込)
・2011年5月の中古購入後の経過年月:9年と11ヶ月
・走行距離計表示値:135,348km
・中古購入後の走行距離:98,748km
次回テーマは後輪のホイールスペーサーの厚みを10mmから15mmにサイズアップしたことです
今回も長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

次回は後輪のホイールスペーサーの厚みを10mmから15mmにサイズアップしたことについてご紹介します。

楽しみにお待ちください。