ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:080 左リアのトランクリッドテールライトAssyの交換(中古品)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さかのぼって2020年6月19日の出来事
FRM(フットウェルモジュール)交換を迫られて
前回のS/N:079FRM(フットウェルモジュール)を交換したことをご紹介しましたが、そのきっかけはメーターパネルのディスプレイ2にライトバルブ警告灯が表示され、右側のバックアップライトが点灯していなかったことでした。

すぐにBMW正規ディーラーに持ち込んで点検してもらったところ「バックアップライトのバルブ切れはない・・・FRMの交換が必要・・・」という指摘でした。

修理見積りが高額でしたので、発注を決断するまえに自分でもリアのライト類を一斉チェックしてみようと思い、ネットで必要なツールや手順を調べました。

そして左右のリアコンビネーションライトをチェックするために、ラゲッジルーム(トランクルーム)内のサイドパネル側のカバーやトランクリッド側の内張りを剥がしてみました。
トランクリッドの内張りを剥いで
その結果、バックアップライトが点灯しなかった“右”ではなく、なんと左リアのコンビネーションライトの内側のほう、いわゆるトランクリッドテールライトAssyが“焼け焦げている”のを見つけてしまいました。

次の画像はトランクリッド側の内張りを剥がした様子で、黄色の矢印部が左リアのトランクリッドテールライトAssyの開口部です。
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画像は左リアのトランクリッドテールライトAssyからバルブホルダーを外して、点灯状態を確認した時の様子で、バルブ(電球)は全て正常でした。

いっぽう左リアのサイドパネル側のテールライトAssy、さらに右リアのトランクリッドテールライトAssy右リアのサイドパネル側のテールライトAssyもチェックしたところ、全て正常でした。
左リアトランクリッドテールライトの内部焼損
つぎの左の画像はバルブホルダーを取り外したトランクリッドテールライトのガラス側の内部の様子で、中央の画像は中古品との交換でトランクリッドから取り外した元々のトランクリッドテールライトで、バルブホルダーを取り外して撮ったものです。

そして右の画像は取り外したバルブホルダーです。
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黄色の矢印はトランクリッドテールライトの内部が焼け焦げている箇所と、バルブホルダーのクリップ部が溶けて無くなっている様子を示しています。

理由は不明ですが、内部がかなり焼損しているのが良くわかると思います。
FRM(フットウェルモジュール)交換を決断
左リアのトランクリッドテールライトAssyが焼損していることを私が見つけたわけですが、調べていく過程でトランクリッドテールライトAssyの焼損とFRMの故障とは直接関係していないことが確信できたので、最終的にはディーラーでのFRM交換を決断しました。(詳細はS/N:079でご紹介済み)
左リアトランクリッドテールライトAssyは中古品で
左リアトランクリッドテールライトAssyの焼損を目にした以上、そのまま見過ごすわけにはいきませんでした。

そこでBMW正規ディーラーでFRMの交換に向けて準備を進めていく過程で、試しにサービス担当者に左リアのトランクリッドテールライトのAssy交換の費用を見積もってもらったところ、税込で33,154円とのことでした。

私のビーエム君は2005年式、15歳のご老体ですから、「新品か・・・うーん、どうしよう」と悩んだ末、結局いつもの“中古品をDIYで”に落ち着きました。
ヤフオクで落札
さっそくヤフーオークションで検索してみたところ、E90の解体車から取り外した中古品がけっこうたくさん出品されていました。

そのなかからコスパのよさそうなものをいくつかピックアップして、最終的にはエコパーツさんが出品されているものを即決価格で落札しました。

つぎの画像はヤフオクで落札したときの画面です。f:id:n46b20b:20220107201739j:plain
即決価格1,540円(税込)送料1,850円、さらに代引き手数料330円の合計した3,720円の出費で収まりました。
けっこうな美品が
次の画像は届いたトランクリッドテールライトAssyをガラス側からとボディ側から撮ったもので、どちらも傍にあるのはバルブホルダーです。
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ガラス表面もボディもけっこうきれいな状態で、またバルブホルダーには3つのバルブ(電球)も取り付けられていました。
交換はDIY
それまで何度も脱着してきたトランクリッドの内張りを今度はわくわくしながら剥がし、届いたトランクリッドテールライトAssyにそっくり交換しました。

つぎの左の画像は焼損したテールライトAssyをそっくり外したあとのトランクリッドで、中央の画像は中古品に交換したあと、内張りを取り付ける前に裏から撮ったトランクリッドテールライトです。

右の画像は交換後の左リアのコンビネーションライトの全景で、サイドパネル側のテールライトは2005年当時のままですが、トランクリッド側のテールライトは中古品です。f:id:n46b20b:20220107141828j:plain f:id:n46b20b:20220107141938j:plain f:id:n46b20b:20220107142039j:plain
今日に至るまで問題なく機能しており、安上がり済んだので大正解でした。
あとから思ったのですが、じつは・・・
じつはこうなる6年前の2014年1月のこと、ライトバルブ警告灯が出てリア左コンビネーションライトのうち“トランクリッド側”のテールライトが消えていました。

次の画像を見ればわかるように、2分割されているリアコンビネーションライトのうちトランクリッド側のテールライトが消えており(黄色の楕円で囲んだエリア)、“サイドパネル側”のテールライトだけが点灯していました。
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もしかしたら接触不良?・・・と、“トランクリッド側”のテールライトレンズを試しにドン!と叩いたら、一発で黄色のエリアのライトも点灯しました。

そこで「オイオイ接触不良で当たっていたのかい・・・まっイイヤ」で、このときは済ませていました。(S/N:029でご紹介済み)

ところがその年の12月になって、周期的に同様の事象が再発し始めました。

そこでじっくり観察していたら、なんとトランクリッドテールライトの内側に亀裂を見つけました。
トランクリッドテールライトの内側に亀裂が
次の左の画像はテールライトがサイドパネル側とトランクリッド側に2分割されているコンビネーションライトの全景で、右の画像はトランクリッド側のテールライト部を拡大したものです。
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黄色の矢印はバックアップライト下のレンズの内側に入った亀裂を示しています。

この亀裂からテールランプの光がバックアップライト側に漏れていました。
ライト不具合の恒久対策は・・・
じつはこのとき別の問題も発生しており、フロントウィンドウのアッパーモールが朽ちてポロポロと“もげて”きており、こちらも早急な対応を必要としていました。

そこでビーエム君を2011年に購入してからずっと面倒を見てくれていたいつもの中古車店さんにアッパーモールの交換をお願いする際に、「ちょうどライトバルブ警告灯が周期的に表示され始めたので不良個所を見つけて修理して欲しい、左リアコンビネーションライトのトランクリッドテールライトに亀裂があるので塞いで欲しい」との2点を合わせてお願いしました。

しかし・・・結局はこのときも中古車店のメカニックからは「接触不良でしたよ、亀裂は塞いでおきました、お金は要りません」との報告だけだったので、当時は納得していたのですが・・・

この時は実際にバルブ(電球)取り付け部の調整だけで済んだのかもしれませんが、もしかしたらこのころから焼損に至る兆しはあったのかもしれませんね。
フロントウィンドウのアッパーモール交換は最悪の事態に
いっぽう同時に行ったフロントウィンドウのアッパーモール交換のほうですが、こちらは作業中にフロントウィンドウにひびが入り、結局はフロントウィンドウを交換する事態にまで発展しました。

詳細はS/N:036でご紹介したとおりです。
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・今回の3,720円(税込)を含めたこれまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,742,974円(税込)
・前回までのアクセサリー代の累計:318,476円(税込)
・今回分を含めた両費用の累計:2,061,450円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:9年と1ヶ月
・2005年式中古ビーエム君の走行距離計表示値:130,348km
・中古購入後の走行距離:93,748km
2005年式中古ビーエム君の購入後10年間のまとめ
最後に費用が発生した2021年8月5日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:2,213,741円(税込)
・アクセサリー費用の累計:351,795円(税込)
・両費用の累計合計:2,565,536円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:10年と3ヶ月
・走行距離計表示値:136,410km
・中古購入後の走行距離:99,810km
2022年1月7日時点の経過年月、走行距離、費用合計
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:10年と8ヶ月
・中古購入後の走行距離:102,409km
・費用の合計:2,565,536円(税込)
次回テーマはリアウィンドウのガラスモールのDIY補修です
かなりの長文になりましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回はリアウィンドウのガラスモールのDIY補修についてご紹介します。
楽しみにお待ちください。

2022年が皆さんにとって最良の年になりますように!!