2024年3月10日の出来事
走行距離計表示値:150,000km
前月2月26日の走行距離計表示値が149,745kmだったことは、前回投稿のS/N:113でご紹介したとおりです。
それ以来、走行距離計表示値を気にしながら運転していたのですが、3月10日の外出で150,000kmに達しそうでした。
帰宅途中にその瞬間が訪れたので、空き地に停めて撮影したものがつぎの画像です。
ところで、記念すべき100,000km到達は2016年11月のことで、画像も含めてS/N:050でご紹介済みです。
ちなみに50,000km~100,000kmは4年と5ヶ月(2012年6月~2016年11月)で達したのに対し、今回の100,000km~150,000kmは7年と4ヶ月(2016年11月~2024年3月)も掛かっています。
ちょうど2016年10月から通勤に使わなくなり、遠距離ドライブからも縁遠くなったことで、3年ほど余分に掛かったようです。
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今月はトピックが無いので、私のビーエム君にいま履かせているタイヤについてご紹介します。
ブリヂストンのポテンザS001RFT
現在のタイヤはブリヂストン社のランフラットタイヤ・ポテンザS001RFTで、14,000キロほど走行済みです。
じつはそれまではずっとピレリ社のランフラット★(RSC)P-ZEROを履かせていました。
※RSC:ランフラットシステムコンポーネントの略称
P-ZEROはコスパも最高で、けっこう気に入っていたのですが、わけありで2021年4月にポテンザに交換しました。(S/N:085でご紹介済み)
ピレリもブリヂストンも、いずれも左右非対称タイヤですが、パターンデザインやタイヤ形状はよく似ています。
違うところは3本ある主溝の太さで、P-ZEROよりもS001の方が太く(幅広く)見えるので、後方から見た迫力はS001のほうに軍配が上がるかなと感じています。
ブリジストンの“ISO準拠”ランフラットタイヤ
つぎの画像は現在の右後輪ですが、タイヤのサイド部にいくつかマークが表示されています。
まず青い丸枠が【ブリヂストン社のランフラットテクノロジーを意味するロゴ】、黄色の丸枠が【ISO準拠を示すランフラットマーク】、赤い丸枠が【ISO規格に準拠したランフラットタイヤのサイズ表示】、白い丸枠が【タイヤの外側表示】となっています。
RFTマーク
つぎの画像は【ランフラットテクノロジー採用タイヤであることを示すRFTマーク】です。(青い丸枠)
※RFT:ランフラットテクノロジーの略称
ISO準拠を示すランフラットマーク
つぎの画像は【ISO準拠を示すランフラットマーク】です。(黄色の丸枠)
“カタツムリ”のようなマークですが、これはこのタイヤのランフラット性能が“ISO規格に準拠している”ことを示すマークです。
※ISO:International Organigation for Standardizationの略称
矢印っぽく見えるので、回転方向を示すマークか・・・と勘違いしそうですが、まったく関係ありません。
ちなみにこのタイヤには“回転方向の指定”はありません。
ISOランフラットタイヤのサイズ表示
つぎの画像は【ISO規格に準拠したランフラットタイヤの場合のサイズ表示】です。(赤い丸枠)
ブリヂストン社のランフラットタイヤには2クラス(種類)あって、タイヤサイドの表示で区別できるようです。
まず【ランフラットテクノロジー採用タイヤのランフラットタイヤ】の場合は、タイヤサイド部にRFT表示とサイズ表示が255/40R17・・・と表示されるようです。
いっぽう【ISO規格に準拠したランフラットタイヤ】の場合は、ビーエム君のタイヤのようにタイヤサイド部にRFT表示、そしてサイズ表示には“F”が追加されている255/40RF17、さらに“ISO規格に準拠している”ことを示すマーク”(カタツムリマーク)が表示されるようです。
タイヤの外側表示
つぎの画像は【タイヤの外側表示】です。(白い丸枠)
ホイールにタイヤを組み付ける際は、“OUT SIDE”と表示されている側がボディの外側になるようにセットする必要があります。
独り言/OKサインステッカー
じつはタイヤサイドの“カタツムリ”マークに気づいたとき、すぐに頭に浮かんだのは70年代のレーシングマシンに貼られた岡本理研ゴム工業(現オカモト)の「OKサインステッカー」でした。
つぎの左の画像が当時の「OKサインステッカー」で、右の画像が現代の【ISO準拠を示すランフラットマーク】です。
左の「OKサインステッカー」を時計回りに90度回転させれば、右のISOシンボルマークになる・・・と思いませんか。
つぎの画像はボディに「OKサインステッカー」が貼られた当時のマシンです。
左のマシンはマクラーレンM6Aですかね・・・、右のマシンはシェブロンB23ではなかろうかと・・・
いずれも手元にある「富士グランチャンピオン第1戦 富士300キロスピードレース」の公式プログラムのなかに掲載されており、左の画像は1976(昭和51)年の23ページから、そして右の画像は1977(昭和52)年の22ページから抜粋したものです。
おまけ/12連勝のBMWエンジン
1976(昭和51)年の公式プログラムは、富士スピードウェイでのレース観戦時に入手したものでした。
いま思えばこのときの体験が、BMWに興味を持ったきっかけだったような気がします。
第1戦の出走24台のうちシャーシはマーチ9台、ローラ6台、シェブロン5台、K.R.S.Specialが2台、・GRDとシグマが各1台・・・と多彩なのに、なぜかエンジンはBMWのオンパレード。
お約束のコスワースが6台、国産のマツダロータリーが3台、そして残り15台のエンジンはすべて“BMW”!!(S/N:005のなかで詳しくご紹介しています)
ちなみに富士グランチャンピオンレース(富士GC)は1971(昭和46)年から1989(平成元)年まで主に富士スピードウェイで開催されたシリーズ戦で、年間6レース(後年は4レース)開催されており、エンジンは“市販されているもの”と規定されていました。
そんななかシリーズチャンピオンマシンに搭載されていたエンジンが、1974(昭和49)年から1985(昭和60)年まで12年間連続してBMW/M12(直列4気筒・DOHC・2,000cc)だったことからも、当時の無敵ぶりがうかがえます。
豆知識/1986年はヤマハエンジン
ビーエム君に乗る前の私のオモチャがオートバイ/ヤマハFZR400だったことは、S/N:083、S/N:084、S/N:085、S/N:086でご紹介しましたが、なんと1986(昭和61)年のシリーズチャンピオンマシンに搭載されていたのがヤマハ発動機社製の5バルブ・エンジンでした。
つぎの左の画像はそのときのヤマハ/OX66の外観で、右の画像はOX66の発展形ともいえるコスワース・ヤマハOX77のシリンダーヘッド部です。(ヤマハ技術会技報No.6/1988-7より拝借しました)
吸気3、排気2のバルブ配置となっています。
OX66:V型6気筒、バンク角75度、DOHC・5バルブ、自然吸気、1,992cc、最大出力360ps(11,000rpm)、重量105kg
OX77:V型8気筒、バンク角90度、DOHC・5バルブ、自然吸気、2,993cc、重量150kg、最大出力450ps?
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・2005年式中古ビーエム君の概要:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・これまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:2,686,124円(税込)
・これまでのアクセサリー代の累計:353,695円(税込)
・これまでの両費用の累計:3,039,819円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:12年と10ヶ月
・3月10日の走行距離計表示値:150,000km
・中古購入後の走行距離:113,400km
投稿日2024年3月29日時点の経過年月、走行距離、費用合計
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:12年と10ヶ月
・中古購入後の走行距離:113,811km
・最後に費用が発生した年月日:2024年2月26日
・費用の累計:3,039,819円(税込)
次回テーマは・・・未定です
今回も長文になりましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回のテーマはいまのところ未定です。
楽しみにお待ちください。