さかのぼって2012年5月12日の出来事
その前に前年2011年9月に起こっていた前兆について短くご紹介
今回はBMWでは定番の故障と言われている？ステアリングコラムの舵角センサーの不具合が私の中古ビーエム君にも発生しましたが、運よく？「SZLリペアキット」の交換で解消できたことをご紹介します。
じつは以前にS/N:009でご紹介しましたが、前年2011年の9月にタイヤ空気圧の警告マークやDTCの警告マーク、ABSの警告マークが点灯しました。
つぎの画像はその時に撮影したものです。
警告マークの点灯と同時にターンインジケーター（ウインカー）の自動キャンセルも効かなくなり、曲がり終えるたびにターンインジケーターレバーを手で戻さないといけなくなっていました。
そこでビーエムでは定番？の不具合の一つの「舵角センサーの故障」を疑って、ビーエム君を購入した中古車店に預けました。
ところが中古車店では不具合は再現せず、なぜか警告マークはどれも点灯せず、ターンインジケーターの自動キャンセルも正常に戻っていました。
とりあえずは支障なく走れそうでしたので、中古車店と相談してしばらく様子見としてきたものです。
BMWで定番？のステアリングコラム舵角センサーの不具合をリペアキット交換で解消
今年の4月の中旬に入ったころから以前と同じ現象が再発し、同時にターンインジケーターの自動キャンセルも効かなくなって、曲がり終わるたびにターンインジケーターレバーを手で戻さないといけなくなりました。
当然自然治癒は期待できず、いずれは修理せざるを得ない不具合なので、すぐに中古車店に持ち込んで診断と修理対応をお願いしました。
ステアリングコラムスイッチの新品交換を心配しましたが、運よくSZLリペアキットの交換で済むとのことで、一安心しました。
じつは前年9月の不具合発生のときに中古車店を通じてBMW正規ディーラーの見積もりを取っており、ステアリングコラムのSZLリペアキットの交換で終われば29,736円（税込）、万が一ステアリングコラムとそのスイッチの新品交換になると106,155円（税込）とのことでした。
今回は中古車店でのSZLリペアキットの交換で事なきを得て、修理費用は20,000円（税込）でした。
つぎの画像は別の同型車のステアリングコラムです。
こちらも別の同型車の舵角センサーです。
ステアリングコラム内の円盤状の舵角センサーと受光部を使って転舵角を認識しているようで、舵角センサーが汚れてくるとエラーが発生するようです。
SZLリペアキット
つぎの透視図の赤枠で囲ったパーツがSZLリペアキットです。
つぎの画像はリペアキットの中身を並べたものです。
画像でわかるように、キットには新品の円盤状の舵角センサーと受光部を含むパーツ、グリスアップ用の注射器、そして静電気防止用の手袋、頭髪混入防止用のヘアネットが入っていたと思われます。
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・今回の20,000円（税込）を含めた修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計：200,940円（税込）
・前回までのアクセサリー代の累計：61,210円（税込）
・今回分も含めた両費用の累計：262,150円（税込）
・2011年5月に中古購入してからの経過年月：12ヶ月（ちょうど1年）
・2005年式中古ビーエム君の走行距離計表示値：48,961km
・中古購入後の走行距離：12,361km
2005年式中古ビーエム君の購入後9年間のまとめ
2020年6月17日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード：E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計：1,742,974円（税込）
・アクセサリー費用の累計：318,476円（税込）
・両費用の累計合計：2,061,450円（税込）
・2011年5月の中古購入後の経過年月：9年と1ヶ月
・走行距離計表示値：130,348km
・中古購入後の走行距離：93,748km
次回テーマはいつものエンジンオイルとオイルフィルターの交換です
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回はいつものエンジンオイルとオイルフィルターの交換その他についてご紹介します。
楽しみにお待ちください。
