ビーエム乗りになりませんか Let's be a Bimmer!

私は今年15年目に入ったBMWのマニュアル車に乗っています。乗り始めてからずっと良き相棒で、いまも手放すつもりはありません。ブログでは9年前に購入してからの維持費を紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

S/N:051 DVDカーナビ本体の中古品交換

さかのぼって2017年3月7日の出来事
カーナビ本体から異音が
2016年12月の朝の出勤時のこと、いつもはまったく気にならなかったDVDカーナビゲーション本体からシャー・シャー・シャーという音が連続して発生し始めました。
カーナビ本体には単独のON-OFFスイッチが無いので、イグニッションスイッチが入っている間ずっと異音がしており、その後も症状が収まるどころか音もだんだん大きくなってきたのです。
そこで、このまま作動させ続けて最悪DVD-ROMが取り出せなくなると厄介なので、いったんDVD-ROMを取り出すことにしました。
さてどうしようか・・・
じつはこのカーナビ(カロッツェリア・AVIC-DRV02)、S/N:045でご紹介したように、前年の2016年2月に25,920円を払って地図ソフト1式(2013年版のDVD-ROM×3枚)を購入していました。
これを無駄にはしたくなかったこともあって、試しにいつもの中古車店のスタッフに聞いたら「DVDカーナビ本体を修理したら4万から5万は掛かるのではないですか、それに10年前の製品なので故障している部品が残っているとも限りませんし・・・」と予想通りの返答でした。
そこで「ほとんど地元しか走らないし、カーナビが無くてもまずは困らないし」と、このときは脳内で解決させました。
カーナビの本体を中古品に交換することに
もともと翌年の2017年1月には友人連中と現地集合の小旅行が予定されていましたので、予定どおり遠方まで出かけたのですが、案の定知らない土地でのカーナビのありがたみを痛感し、ヤフオクでの中古品本体の入手を決断した次第です。
そして使えそうなものが1セット出品されていたのですぐに落札し、手元に届いたものをいつもの中古車店に持ち込んで、そのうちの“カーナビ本体のみ”をそっくり交換してもらいました。
費用はヤフオク落札品1式で4,000円(税込)、送料が850円(税込)で合計4,850円(税込)でした。
今回も中古車店のスタッフが無料で交換してくれました。
いつもながら、ありがとうございます。
つぎの左の画像は落札時の画面で、右の画面は当時手元に届いた落札品を並べたときの写真です。

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交換しなかったTVモニターやGPSアンテナ、リモコン、ケーブル類は今も自宅で眠っています。
また届いたなかに2012年のVol.9西日本版DVD-ROM×1枚が入っていたのですが、2013年版(Vol.10)が手元にあったので使っていません。
購入後の費用、経過年月、走行距離表示値
・今回の4,850円(税込)を含めたこれまでの修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:959,312円(税込)
・前回までのアクセサリー代の累計:183,232円(税込)
・今回分も含めた両費用の累計:1,142,544円(税込)
・2011年5月に中古購入してからの経過年月:5年と10ヶ月
・2005年式中古ビーエム君の走行距離計表示値:102,200km
・中古購入後の走行距離:65,600km
満タン法での燃費チェック
満タン法での燃費を計算した当時のメモですが、同時期の2017年1月に190km/25.2ℓ=7.5km/ℓと468km/40.0ℓ=11.7km/ℓ、そして2月には484km/59ℓ=8.2km/ℓの数値が残っていました。
ここからは少し昔話を・・・
公道デビューはオートバイ
私の公道デビューはホンダ・ベンリイCD125(エンジンは4ストロークの125cc)という実用タイプのオートバイでした。*当時はベンリイのイは大文字でした*
そして1年も経たずにスポーツタイプに乗り換えたのですが、こんどは2ストロークエンジンで250ccのオートバイでした。
つぎの画像が2台目のマイオートバイとなったスズキT21で、車体色は派手なキャンディレッドでした。

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画像のとおり、ガソリンタンクのニーグリップラバーは、左右ともメッキパネルごと剥ぎ取っていました。
S/N:003やS/N:011でもご紹介しましたが、車体のエンブレムやデカール、ステッカー類をすぐに剥ぎ取る私のクセはこの頃からのようです。
“一文字ハンドル”に交換して、舗装路もダートも、ところかまわず前傾姿勢で走り回っていました。
オイルは分離給油でしたが、フル加速すると未燃オイルで後方が白くかすんでいました・・・
T21は超ピーキーな出力特性
当時は4速ミッションが主流のなか、T21は唯一6速ミッションを採用していました。
せっかくの6速でしたが、一般道路では宝の持ち腐れ状態で、めったに使うことはありませんでした。
なぜならT21は2ストロークエンジン特有の超ピーキーな出力特性で、4,000回転以下ではまったく使いものにならなかったからです。
5速、6速を使って法定速度で走っているときにスピードを上げようとアクセルをひねっても、低回転過ぎて“ボー”というむなしい排気音が続くだけで、スピードアップには繫がりませんでした。
後年のTZR250のエンジンの性能曲線から推測するに
T21【1966(昭和41)年~】のエンジン性能曲線が見つからなかったので、同じ2ストローク250ccエンジンを積んだヤマハTZR250【1985(昭和60)年~】の標準的なエンジン性能曲線をご紹介します。

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グラフのとおり、TZR250のエンジンは出力(ps)もトルク(kg-m)も急上昇する出力特性ですが、これでもジェントルとの評価でした。
ヤマハ独自の“吸気系にも排気系にも低回転時でも扱いやすく、高回転時にはパワーの出る独自の機構”が追加された“水冷”エンジンは最高出力が45ps/9,500rpm(リッター当たり180ps)、最大トルクが3.5kg-m/9,000rpmでしたが、それでもグラフのように4,000回転ではトルクが最大値の57%、出力は最高値の22%しか発揮していません。
対してT21は当時としてはクラス最強のエンジンでしたが、“空冷”ということもあり、最高出力が30.5ps/8,000rpm(リッター当たり122ps)で、最大トルクは2.82kg-m/7,000rpmという数値でした。
今となっては、次元の違うTZR250のエンジン性能曲線から推測するしかないのですが、当時のT21に低回転での使いやすさを求めるのは無理だったと思われます。
※眠っていたオートバイ魂が20年後によみがえり、ヤマハFZR400にまたがることになったのは、S/N:003でご紹介したとおりです。
2005年式中古ビーエム君の購入後9年間のまとめ
2021年3月18日の時点での2005年式中古ビーエム君に費やした費用と経過年数、走行距離について
・車種&グレード:E90・320i・Mスポーツ・6MT・アルピンホワイトⅢ
・修理代、車検費用、オイルやタイヤなどの消耗品代の累計:1,760,762円(税込)
・アクセサリー費用の累計:350,376円(税込)
・両費用の累計合計:2,111,138円(税込)
・2011年5月の中古購入後の経過年月:9年と10ヶ月
・走行距離計表示値:134,920km
・中古購入後の走行距離:98,320km
次回テーマはトランクダンパー左右1式の交換です
おもいのほか長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回はトランクダンパー左右1式の交換についてご紹介します。
楽しみにお待ちください。