さかのぼって2011年10月8日、9日の出来事
“わくわく”と“ドキドキ”のある生活
みなさん、こんにちは。前回お伝えしましたが、今回は私が中古ビーエム君の購入に至ったいきさつを簡単にご紹介します。
じつは私は高1からオートバイ2台を乗り継ぎ、大学1年からは四輪にも乗り始めました。
今回の中古ビーエム君は四輪では7台目にあたります。
家族ができてからは四輪は移動手段として割り切って、経済性を最優先に考えて車種を選択してきました。
それもあって40歳を前に“わくわく”と“ドキドキ”を得たいと中古のオートバイ:レーサーレプリカを買って、休日は革ツナギを着て3桁国道や峠に出かけていました。
そんななか還暦が近くなり、自分でも体力・気力の衰えを感じオートバイを引退することを決意しました。
そして残ったのがFF式のオートマ大衆車でした。
しかし“わくわく”と“ドキドキ”のない生活に我慢できず、オートバイに代わるオモチャとしてマイカーの乗り換えを決断しました。
「駆けぬける歓び」を確かめたい
当時のBMW車のリアガラスには「Freude am Fahren」のステッカーが貼られていたことをご存じの方も多いと思います。
BMW車に乗ったらステッカーどおり「駆けぬける歓び」を味わえるのか・・・、フロントエンジンで後輪駆動にもかかわらず前後の重量配分を50:50に収めたこと(重心が中心にある)が急減速から急旋回、そのあとの急加速にどれくらい貢献しているのか・・・、日頃FF式のオートマ大衆車を乗り継ぎながらずっと気になっていました。
そしてBMWのステッカーのうたい文句を確かめるには実際に所有するしかないな・・・という気持ちに至ったわけです。
6速マニュアル車をゲット
そんな時、ちょうど自宅の近所にある中古車店に別のBMWが並んでいたので声をかけてみました。
購入後のBMWのメンテナンスについて可能かどうか確認したところOKとの回答でしたので、安心して希望の車種を探してもらうことにしました。
希望は6速マニュアル車1択で、合わせて4ドアセダン・Mスポーツ・右ハンドル・白色を条件に探してもらいました。
そしてすぐに6年落ちの車検なし中古車(初度登録が2005年11月)が見つかり、2011年の5月に購入した次第です。
最初の遠出は岡山国際サーキット
次の画像は購入して半年後の2011年10月に岡山国際サーキット(旧称:TIサーキット英田)へ遠征した時に、宿泊先の駐車場で撮影したものです。
翌日は友人と2人でスーパーバイクレースin岡山(2011MFJロードレース選手権第7戦)を観戦しました。
つぎの画像は第一コーナーです。
レースにはBeamer(Beemer)御用達の水平対向2気筒ボクサーエンジンのオートバイも何台か出走していました。
つぎの画像はそのうちの1台です。
オートバイの魅力
先ほども書きましたが、2011年にbimmerになる2年前までの私のオモチャはオートバイでした。
1990年に3年落ちのヤマハFZR400(型式1WG)を購入し、休日は中年ライダーとして還暦前まで19年間を共に過ごしてきました。
つぎの画像は当時のゴロワーズカラーのFZR君で、タンクカバーやカウルのステッカー、デカールをすべて剥ぎ取っています。
オートバイの魅力はコーナー進入から旋回時の車体の不安定さを、自分自身が体全体でコントロールしていることが実感できるところです。
180度ターンのコーナーを例にすると、安定した高速域からフルブレーキをかけ、リリースしながら一気に倒し込んで向きを変えていきますが、ブレーキングから向きが変わるまでは低速でさらに車体が倒れ込んでいるので不安定になります。
その不安定さをライダーが体全体を使ってカバーしつつ、車体を起こしながらアクセルを開け、向きが変わったら一気に車体を起こしてフル加速するとたちまち安定するのがオートバイです。
このオモチャを、ゼロ発進で1速、2速ともレッドゾーンの始まる14,000rpmまで引っ張れば、あっという間に時速120kmに・・・
次回テーマは中古ビーエム君のプロフィールです
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
次回は中古ビーエム君と出会った時のメーカーオプションパーツや、中古ならではの改造済みの箇所についてご紹介したいと思います。
楽しみにお待ちください。